たろじろブランドストーリー
幼少の頃からお絵描きと着物が大好きだった私は、芸大の染色コースに進学しました。
在学中、羊毛フェルトに出会ったのがきっかけで」いつか仕事にできたらな、と思っていました。
染織とデッサンを上手く融合させたいという思いから大学院進学を希望しましたが、
残念ながら合格することはできませんでした。
「制作が一時中断することになっても、人生のどの時点からでも再スタートできるから」

ですが落ち込む私に、いつもデッサンを見てましてくれた先生が
「制作が一時中断することになっても、人生のどの時点からでも再スタートできるから」
と言葉をかけてくれたのです。
『たろちゃんが死んじゃった』

それから結婚出産を経て、娘が幼稚園の頃に私たちの愛猫のたろうが亡くなりました。
「たろちゃんが死んじゃった」と娘が悲しみに暮れている姿を見て、ずっと保管していた羊毛でたろうの様のポーチを作ってあげました。
その瞬間、恩師の言葉を思い出し、私の中に再び制作への情熱が蘇ったのです。
羊毛フェルトでの作品作りを始めようと決めました。
皆さんに心の癒しを届けたい

試行錯誤を重ねる中、羊毛フェルトを使った猫の顔のポーチを販売開始。
ご購入いただき完売した経験が私に大きな自信を与えてくれました。
これを機に、「たろじろ」は誕生しました。
自分の作品を通じて、皆さんの大切な家族の雰囲気や空気感をしっかりと伝え、その姿を残すお手伝いをしたい。
みなさんに喜んでいただきたい。
そんな思いで制作しています。